2017-09-18

義両親と同居して2年半ほど経った感想 -208

早いもので、義理の両親と同居して2年半ほど経ちました。お互い何も言いませんでしたが、同居始めるのはとても心配でした。それまで仲よくやっていたので、仲悪くなったらやだなぁ、、というのがお互いの最大の懸念。

同居を始める前も始めてからも、私も義母も国を超えて色々な人から、義理の両親or嫁と同居!それは大変ねぇ!!、と言われます。これはどこの国でも永遠のテーマなんでしょうね。

ラッキーなことに私は義母も義父も未だに大好きで、嫌なことこそあれ、同居がひどい苦痛にはなっていないのです。今のところ感謝の気持ちの方が大きいので、私が姑の立場になった時に息子達のパートナーから、私が今持っているような感謝の気持ちを持ってもらえたらいいな、なんて未来のことを考えてみたりします。

今のところ、誕生日や何かの記念日だったりに、とりあえず同居が上手くいってるからいいよね、孫たちと一緒に暮らせて本当に嬉しいよ、ありがとうね、と義両親に言ってもらえたりして、私もです、と双方で喜ベるくらいの仲。スペインで学生をやっていた時に(もちろん独身)フラットのシェアをしたことがありましたが、その時よりずっと快適です。

もちろんお互い嫌なこと、疲れる部分はあるのですが、うまくいっているのはひとえに
・義両親が外国人馴れしている(駐在で海外転勤が多く外国人として過ごした時間が長い、外国人慣れしているー義弟の嫁はエクアドル人、義姉の夫はコロンビア人、私日本人、と義両親の子供達のパートナーはヨーロッパ外出身)
が大きなポイントだと思っているのですが、それ以外に
・干渉しない(その人を受け入れる)
・マナーを心得る
・嫌なことは嫌だとはっきり言う 
が徹底的に守られているからだと思います。

例えば、干渉については、義両親は私たちが意見を求めない限り、子育てに口出しをほぼしません。子供に怒りたいときは(特に私に)、怒ってもいい?と聞いてくるくらい。

マナーに関していえば、義両親はベビーシッターとして当てにしないでくれ、と言われているので、子供の世話をお願いすることはほぼありません。子供達が遊ぼう遊ぼうとうるさくて嫌な時は義母は隠れたりしてるし(笑)。それでも、日々の生活の中で食事の世話をしてくれたり、お風呂入れてくれたり、できる時は自主的にやってくれます。

義母と私はわりと早い時期、一緒に暮らして3ヶ月くらいの時だったでしょうか、一つ取り決めをしました。

何かに猛烈に怒りを感じて、それについて議論をしたくない時は、いいたいことを相手に伝え、そのあとにゼロ、と言う。言われた方は、議論してはいけない、と理解して立ち去ること。

この提案は義母がしてくれました。とてもいいアイディアで、ゼロの発動は今のところないのですが、お互い上手に相手に思いを伝えれるようになりました。これ、同居に疲れ気味の人にオススメです。

同居のメリットとデメリットをあげると
義両親のメリット
・犬の世話と庭の手入れを頼める→自分たちが好きな時に旅行に行ける
・病院や買い物の運転手を頼める
・孫と一緒にいれる時間が長い 
私(と夫)のメリット
・食事係(買い物、買ったものをしまう、メニュー考える、料理準備)をしてもらえる
・どうしてもの時は短時間ヘルプをお願いできる
・フランス語やドイツ語の本の読み聞かせをしてもらえる(気が向いた時に)
・家賃を払わなくていい
想像する義両親のデメリット
・すっぱだかで歩けない
・子供がうるさい
・子供のおもちゃが必ず散らかってある

私(と夫)のデメリット
・自分好みの家具が置けない
・自分のものでないので捨てられない(うちはこんまりさんに本気で片付けお願いしたいくらいものが多くて雑然としています →それだけに子供のおもちゃが散らかっていても何もいわれない)
くらいですかね。

義母と嫁は水周りでケンカになる、と言いますが、うちは基本、義母ー料理、私ー後片付け、と役割がおおよそ決まってるからケンカにならないし。ルールになっているわけではないのですが、子供が日中に家にいる水曜日と週末の昼は私が何か作っているので、義母もいつも食事の支度を気にしなくていいのがうまく分担できていていいのかも。

日本食食べたくならない?と言う質問もありますが、義母の料理は美味しいので別にならないです・・。義両親たちは2-3ヶ月に一度くらい、1−2週間程度の旅行にいくので、その間に好きなもの作れば別に問題なし。逆に食事にまつわる一連の作業(作る、以外の作業が多い)に飽きて、義母さんの料理食べれて幸せだよなぁ、と思ったり。それ以外でも、義母は私に作りたい時に作っていいのよ、って機会あると言ってくれるし、私も勝手に作っているので料理ができないストレスはなし。

義父さんは好き嫌い多く、義母さんは塩制限の食事をしないといけないので、日本食を私が作ることはあまりないのですが(醤油がダメ)、それを見てカルフールで寿司買ってきてくれたり。子供たちが寿司好きなこともありますが、こういうのは嫁が日本人と思っての優しい気遣いですよね。私の出身文化やルーツを大切にしてくれるのは外国人としてとても嬉しいです。

世には義両親と上手くいかない、好きになれない、みたいな話が多いですが、その逆の人もいる、という話。いつまで続くのかはわからないけど、今後もお互い大切に思い合って一緒に暮らしていければいいな、と思います。


パパとそのお友達たちと船に乗って魚釣りに出かける息子たち。
海の男として着々と精進中です。



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2017-09-15

2017年のFnac小説賞大賞「バキタ」Bakhita - 207

2017年のFnac小説賞(Prix du roman Fnac 2017)大賞が発表となりました。今年の大賞は"バキタ"(Bakhita)というヴェロニク・オルミ(Véronique Olmi)さんの作品です。


彼女はコメディアン、脚本家、でもある小説家。多才な女性なんですね〜。

「バキタ」は、ジョゼッピーナ・バキタという実在した人物、スーダンの自分の育った村で7歳の時に誘拐されて奴隷となり→使用人→修道女→2000年にヨハネ・パウロ二世により聖人の列にあげられたという女性の生涯を描いた小説。

2017-09-10

そば粉のクレープが美味しい クレープ屋 Le Roy d'Ys @ サナリー・シュール・メール (Sanary-sur-mer) - 206

雨が降るようになって一気に夏が終わって秋になってしまった感じのこの頃。お天気のいい日曜日にちょくちょく行くクレープ屋さんがサナリー・シュール・メール(Sanary-sur-mer)という海に面したカワイイ町にあるのですが、今日も行ってきました。

サナリーの港。午前中は漁から帰ってきた漁師さんたちが釣ってきた魚を船のすぐそばで売っています。

     この港のすぐそばに、クレープ屋さん Crêperie Le Roy d'Ysがあります。

2017-09-08

仮想通貨をフランスで買ってみる -205

最近気になるのが仮想通貨。エストニアが独自の仮想通貨「エストコイン」実施を検討中とか、中国は新規仮想通貨公開「ICO」を禁止したり、と積極的な国、批判的な国とあったり、パリス・ヒルトンが「イニシャル・コイン・オファリング」に参加、と有名人の参加表明があったり、と世界中でニュース盛りあがっていますよね。

エマニュエル・マクロン大統領は、まだ彼が経財大臣の時ですが、「債券市場に特化したブロックチェーンの実験を可能にする金融規制の適応」をル・フィガロ紙で発表しています。さらに、「実験が決定的なものであれば、中小企業の出現を促進するために政府は非上場証券に拡大していくことができる」とも。フランスは2箇所、パリとモンペリエにビットコインATMがあるし、今の政権だったらフランスは仮想通貨に好意的なんだろうと思います。


2017-08-30

第16回Fnac小説賞(Prix du Roman Fnac)のファイナリスト5人発表 - 204

フランス版「本屋大賞」と言われる、第16回Fnac小説賞(Prix du Roman Fnac)の最終選考に残った5作品が発表されました。

面白くて文章が難しくないフランス語の現代小説を色々と読みたいのですが、昨年この賞の大賞をとり、その後「高校生が選ぶゴンクール賞」にも選ばれた「Petit Pays」 (邦訳「ちいさな国で」−アフリカの小国ブルンジの内戦を生き延びたミュージシャン、ガエル・ファイユの自伝的小説) がとても良かったので、今年はFnac小説賞の最終ノミネート作品もチェックしています。

9月14日の大賞の発表までにこの5冊を読んで大賞の予測をたてられたらめっちゃかっこいいですが、そんな神技はできないので紹介文を読んで大賞予測♪

Fnacのサイトに出ている作品の紹介内容は :