2016-08-16

ロマの一行、来たる -170

すっかりブログも夏休みモード、になっています。7月は義姉・義弟ファミリーが来て総勢16人、義姉友人家族が来て一時は25人まで増えたりして、初めて大人数で長期間過ごした楽しい日々でした。その時の話はまた後日に。

8月は次男は家で夏休み、長男は学童のような団体が学校を使って子供のアクティビティを提供しているので(有料)学校に行っています。大きな民間のプールに行ったり、島へ遠足に出かけたり、来ている友達と遊べるので楽しそうに過ごしています。

ある日、いつものように学校に子供を送りに学校へ行くと、ロマ(ジプシー)のキャンピングカーが駐車場に到着していました。その数、30台ほど。長男の通う幼稚園は隣に小学校と中学校もあるので敷地は大きく、駐車場もかなり大きいのですが、その8割くらいのスペースをしめるかんじ。彼らは電気や水も学校から全て調達(もちろん何も払いません)、学校の駐車場はキャンピング場と化してます。


フランスはロマの人々が敷地(建物の中はダメ)に入って電気や水を勝手に使っていても法律で立ち退きをさせられないのです。移民の権利尊重、というのが理由。

勇気を出して車内からあまり車のとまっていない所の写真をこっそり撮っていたのですが、車をでたらおっちゃんに睨みつけられました。子供の写真とってるふりしたけどバレたかな。

どれも大きくて新しい感じの立派なキャンピングカーです。どうやって調達したのかしら。


スペインに住んでいたときにもロマの住居は見かけたのですが、さびれた場所に薄汚れたキャンピングカーと掘っ建て小屋に定住して生活している印象でした。グーグルで画像検索してくると出てくる↓の写真のような汚いイメージ。

(写真はこちらから。マルセイユにある南仏最大のロマのキャンプ集落、90家族が夜中にひっそり一斉移動した後に警察がゴミとほったて小屋を除去、という2013年の記事)

しかし、学校の敷地で見かけるロマの人々、車や着ている服、持っている生活用品も普通にきれいなのでちょっとイメージ違います。ちょっと独特な人の雰囲気は同じなのですが。どこか一定の地域でナンバー登録した団体さんなのかな、とナンバーを幾つか見てみたのですが、県外のフランス各地のナンバーで統一性ナシ。

幼稚園の出入口門の近くに電気の配線板があり、彼らはそこにコードをつないで電気をとっています。近くに犬をつなげて見張りもさせているし、感じが悪いので彼らの到着以来、子供や親の校内への出入口は変更。いつもより通う子供の数もずいぶん少ないので送迎の親の車の数も少ないですが、それでも駐車場が足りません。

学校も迷惑なので彼らの到着があったらすぐに警察に通報しているのですが、何もできません。

私たちの住むあたりは海が近く、夏のバカンスシーズンは稼ぎ時。いつまで彼らがいるかわからないので、シーズン中は観光地の駐車場を占拠されるより学校の駐車場を占拠された方がマシ、とのことで夏休みの間は市からもお墨付きで駐留だとか。(団体の人の談)

どうするすべもなく、なすがまま。さすがフランス共和国、の一言に尽きます。

以前に普通に学校がやっている時期にも彼らが2週間ぐらい駐車場を占拠していた時期あったのですが、その時は10台くらいのキャンピングカー団体でした。あれだけでもかなり送迎時間帯は車が混雑で大迷惑だったのに、今回はその2倍以上の数。9月1日から学校ですが、それまでには移動するのかしら。地域柄、子供を車で送迎するのが普通なのですが、駐車場なかったらそんなのできないし。うーん、どうなるんだろ。




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