2017-09-25

テイクアウト寿司「Sushi Daily」進化中 - 209

2011年にテイクアウト寿司という記事で、バルセロナのカルフールに入っていたSushi Dailyついて書いたことがあったのですが、その6年後について今日は書いてみます。

1.  急成長中、店舗展開が早い
Sushi Dailyの親会社はパリに本社を置くKellyDeli。2010年に創業し、食品小売とレストラン経営をしています。同社のコンセプトの一つであるSushi Dailyはヨーロッパ10ヶ国に600店舗展開しており(2017年9月)、スーパー、デパート、駅ビル、空港などに入った寿司のキオスクとしてヨーロッパのリーダー的存在となっています。

創業者は韓国人で元スタイリストのKelly Choiと彼女のフランス人の夫で電気通信エンジニアだったJérôme Castaing。Kelly Choiは山本さんという有名な寿司職人の元で修行し、寿司の品質に妥協することなく寿司がもっと一般に普及するようにする、と彼に約束して事業を起こします。 

寿司や日本食を職人たちが毎日直接作っている姿が見えるように、ある程度大きなスペースのある場所の中心に寿司キオスクを展開する − 最初にこのコンセプトに魅了されたのがカルフールグループで、ブランドの初の店舗はカルフールのエキュリ(フランス・リオンの近く)、2010年にオープン。その方式は人気を集め、6年後にSushi Dailyは合計3000人の雇用を生み出し、今日までに9ヶ国、500店舗以上を展開しています。(2016年のこちらの記事より)

知らなかったのですが、創業者の方、素晴らしいですね。韓国人の女性、しかも飲食を専門にしていたことのなかった人が立ち上げてここまで大きくしたとは・・・!
  • アジアのお客様にも喜んでもらえるようなイノベーティブなコンセプトを展開
  • 安全な品質の製品を提供
という理念もイケてますね〜

大きなカルフールにはSushi Dailyが必ず入っているのですが、その雑感は・・

(写真:KellyDeli.comより)

2: 日本食作る時に使う調味料が充実してきた

我が家から最寄りのアジアンスーパーまでが遠くて、わざわざ行かなくてはいけなくてだるいのですが、調味料に関してはすっかりハイパーマーケット・カルフールの寿司コーナーSushi Dailyで事足りるようになってしまいました。

一通り必要なものが揃っていて、質も悪くなく、パッケージサイズもうちのようなあまり日本食を作る機会が多くないうちにはちょうどよく、と3拍子そろって最近はすっかりこのコーナーで和食調味料を調達するようになりました。(うちは義母がほぼ食事担当で塩抜きの食事+義父は日本食が苦手なのです。)


こちら写真の瓶モノ、1瓶150ml。醤油には、普通の醤油、減塩醤油、甘口の醤油があるのですが、最近のお気に入りがこの甘口醤油。なにに合わせても美味しい・・❤️と思って裏を見るとキッコーマンのマークがバッチリ入ってました。


海外進出している醤油で一番有名なブランドだと思いますが、Sushi Dailyブランドの醤油としてもだしているんですね。カルフールを筆頭に、カジノ、空港、その他路面店などその展開店舗数は600(2017年)あるそうなので、小売の販売網としては素晴らしい。さすがキッコーマン、目の付け所がいい👏 

3. お持ち帰りガリとわさびが無料である
好きなだけ取ることができます。(全部じゃないでしょうけど)

4. 寿司ネタのバリエーションが増えている
人気はマグロとサーモンなのでこの具が入っているものが多いのですが、イクラが入るものもあります。イクラ市民権を得てきてるのかな、手軽になりつつあるのはイクラ好きには朗報!白身の魚はヘダイ(Daurade)です。これで21,90ユーロ。

5. 独自の進化を遂げる寿司が楽しめる 
海外で寿司メニュー見ると、日本人にはなかなか思いつけない目新しいコンビネーションの寿司に驚くことありますよね。仰天!とはならないけど、なるほど、と思うようなものがあります。


こちらエビフライときゅうりを裏巻きにして、上にフライドオニオンを散らした寿司。

上の甘口醤油と食べると天ぷらを思い起こします、美味しいですよ。

他にも、海苔の代わりに生春巻きの皮を使った巻きものや

海藻を使った巻きものなど、参考になります。(写真はこちらから)

6. 値段はもうちょっと安くできそうな気もする・・?
サーモン握り10巻で14,10ユーロ。厚くて脂乗って美味しいですが、日本円に換算するとどうも納得いかない値段。
(1ユーロ130円計算で1833円・・!)


同じくサーモン巻寿司、6巻で4ユーロ、520円。ムムム

地元の人がやっている寿司テイクアウト&バーでサーモン巻き8個が5,2ユーロでびっくりしたことがあったのですが、ここに比べるとカルフールの寿司は少し安く、ネタの種類が多いです。フランスの物価高いし、「安いテイクアウト寿司」って見たことないのでこんなものかもしれませんが、パン屋さんでサンドイッチを買うような感覚のお値段にはまだまだならないですなぁ・・。

7. 総評
最初に見たのが2011年で、その6年後、競争力のある価格で質の悪くない寿司になっていて、魅力が増していると思いました。寿司だけでなく、日本食周辺調味料、飲み物(ビール、酒、ラムネ)、食べ物(カップラーメン、のり、など)も悪くない品質のもので種類が増えています。今はカルフールはハイパーマーケットにしか店舗がありませんが、小さなカルフールMarket やExpresssでも取り扱いできるよう進めているそうです。人気ぶりが伝わってきます。

今後はDim Sam Dailyという蒸し餃子やシュウマイ系の「蒸しラビオリ」コンセプトのお店展開を考えているとのこと。(現在、フランスで試験中)田舎ぐらしでアジア料理を外で食べようと思うとそんなに選択肢がない中、こちらの新しい試みも魅力的。是非頑張って欲しいです!


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